現場での経験を生かし
多くの人と業務を遂行

建築事業部 次長

松並裕之

1992年 新卒

建築事業部で積算や業者との金額折衝、現場説明会への出席や入札の立会い、現場定例会議出席などを行っています。工事を受注する前の準備から、受注後の工事の流れなどを決める仕事です。多くの人と関わりながら調整し、現場をしっかりと見て、ミスや漏れのないように進めています。

現場を知らずにはできない積算という仕事

積算とは、見積書を作成する仕事です。まず、設計図書から数字を洗い出し、協力業者に見積書を出してもらいます。その数字を積み上げ、まとめると見積書の完成。積算は人によってやり方が違い、ソフトを使うのが得意な人と、手計算が得意な人がいます。私はもっぱら手計算。現場監督の経験もいかしながら、警備員やクレーンが少ないなど、数の見落としがないよう注意を払っています。
見積もりは平均で2〜3週間かかり、1ヶ月に2〜5件ほどのペースです。そんな積算ですが、現場を知らなければできません。例えば、思わぬところに電線があったり、交通量の多い場所の場合は、その状況に合わせて追加で人員や重機を配備する必要が出てきます。図面だけではわからないので、敷地を見ての確認が大切。細かく条件を確認し、見積もりに反映しています。そのほか競争入札も行いますが、決まるのは数十に1回程度。とても地道な作業です。現場所長と話をして、工程についてや、打ち合わせの件など情報共有するのも大切な仕事です。自分の携わった案件が受注できたときや、その建物が無事に完成し喜ばれたときに、大きなやりがいを感じますね。

新社屋で明るく相談しやすい雰囲気になりました

入社当初は、現場監理として20年以上勤め、10年ほど前から積算業務に関わっています。現場監理の仕事は、担当の現場の動きがベースになるので、現場が動いている間は連休が少ない傾向がありますが、現場が終わればまとまったお休みをとることができます。ひとつの工事が終わったら現場が変わるため、変化も大きいですね。その点、積算の仕事は規則的な仕事の流れなので、大きな変化はありませんが、基本的には土日休みで、計画的に仕事を進めれば、有給なども計画的にとりやすいことが特徴です。
2023年、豊後高田の本社社屋が新しくなりました。これまで部署ごとに階や部屋が分かれていたのですがワンフロアになり、席の決まっていないフリーアドレスに変わったんです。そのおかげで部署間の隔たりがなくなり、これまで顔を合わせなかった人とも接する機会が増えました。前よりもっと明るく、全体的に良い雰囲気になったと思います。気軽に相談もしやすく、働きやすいですよ。

仕事の愛用品三角スケール

10年ほど前、建築事業部に来てからずっと使っています。。小さいサイズのものは5〜6年前、設計事務所の方からいただいたものです。縮尺が変更されている図面でも、サイズを計算せずに測れるので便利で手放せません。

休日の過ごし方ゴルフ

小学5年のとき、友達が5番アイアンを拾ったことがきっかけで始め、時間があるときは打ちっぱなしに通っています。しばらく辞めた時期もありましたが、今は同僚と一緒にプレーする機会が増えました。