周囲に元気をもらいながら
いい仕事で評価される喜び

建築事業部 次長

江藤秀徳

1995年 新卒

建築工事の現場監督をしています。部下に補佐してもらいながら、現場所長として複数の現場を兼任することが多いですね。これまでに建てたお客様のアフターサービスや見積もりなどの業務もありますし、現場がひとつではないため忙しいですが、若い人たちと一緒に成長できる環境。周りに元気をもらって仕事しています。

おもしろがって仕事をする

父が建築関係の仕事をしていたこともあり、工業高校を卒業し建築系の専門学校に入りました。就職担当の先生にすすめられ、入社して29年。設計をしていた時期もありますが、ほとんどが現場監督として勤務してきました。

入社当初は明日やることがわからず、毎日つらかったのを覚えています。時代が「教えてくれる」というより「背中を見て学べ」という流れだったので、余計に大変でしたね。本当に仕事ができるようになったと実感できたのは、10年ほど経ってからです。

現場監理の仕事のおもしろさは、工期や予算や立地条件など制約がある中で、どう工夫してつくりあげていくのか、よいものにするのかを考えカタチにするところだと思います。。お客さん、設計、施工、関係者みんなが「いいものを建てたい」とベクトルが一緒になって気持ちがこもったものづくりができると楽しいですし、苦労しても賞を頂けるなど評価してもらえるのも嬉しいですね。

建築現場は納期が厳しいことが多く、期限に間に合わせることは大きなプレッシャー。きちんとやらなければと気合いが入りすぎ、硬くなる場面も少なくありません。そんなときこそ自分なりに「楽しくやること」と「おもしろがること」を意識しています。

焦らず急げ、なにより楽しむこと

職員がみんな優しく、とても働きやすい会社です。厳しくもあり優しくもあり、それぞれが目標に向かって淡々と仕事を進めています。特に豊後高田本社は、建て替えによりワンフロアになったことで、部門間の垣根がなくなり、より雰囲気が明るくなったと感じます。新社屋の建設には、自分が現場監督として関わったので誇らしいです。
今後は、電気や機械設備などはまだまだ弱い部分があるので、これから勉強します。病院などの大型案件もやってみたいですね。

若い人たちに伝えたい言葉は「焦らず急げ。そして、なにより楽しむこと」。最初のうちは私もそうでしたが、できないことが多く、先輩に追いつこうと焦ります。でも、経験を重ねていけばできていることも多いもの。わからないことがあれば、早めに聞いてほしいですね。意外とみんな聞いてこないんですが、きちんと答えるので安心してください。そして、仕事を自分なりに楽しんで取り組めると、どんどんおもしろくなり、成長できますよ。

仕事の愛用品ラジオ

黙々とした作業のときや、ちょっとした残業のお供に。最近ではアプリで東京FMの「スカイロケットカンパニー」を聴いています。現場監督は、いつも各現場を転々と移動する仕事。同じ番組を聴くとホーム感が出て落ち着くんです。

休日の過ごし方工作

休日も自分でいろいろ手を動かすことが好きで、ジャンルレスで作ります。インスピレーションを得るため、普段からいろんなものに目を光らせていますが、やはり気持ちを込めて作られているものに惹かれますね。