砕石事業部

砕石はコンクリートやアスファルトや道路などの骨材として、インフラ整備には欠かせない原材料です。当社は大分・熊本・宮崎に計9ヵ所の砕石所を所有しています。山を開発して、良質な原石を採取し、最終的には緑地に戻すという息の長い事業です。環境保全や安全性に配慮しながら、高品質な砕石を安定供給するために、常に最新の技術を研究・開発しています。

WORKFLOW

開発

良質な砕石をつくるためには、山の表面を覆う木や土を取り除き、原石山を整備する必要があります。西日本土木では10年単位の長期的な計画のもと、環境に配慮しながら開発整備を進めています。

採取

原石山に火薬を仕掛けて固い岩を砕き(発破)、原石を採取します。さらに細かくした石は、大型ダンプの4倍もある40t重機ダンプトラックに積み、砕石を製造する工場まで運びます。

砕砕

採取した直径50㎝弱の原石を砕き、形を整え、ふるいで選別したものが商品となる砕石です。砕石は用途別や粒の大きさ別に分類されます。中でも、小さな石はさらに小さくすりつぶして砕砂となり、砕石とは別の用途で利用されます。

出荷

生コンクリート用、アスファルト用、道路用など、途別に製造された砕石を大型ダンプに積み、お客様のもとへ出荷します。出荷された砕石は道路や橋など、私たちの身近なところに使われています。